2019/12/29

アジア最大の映画祭「第32回東京国際映画祭」レッドカーペットイベントレポート

今年のフェスティバルミューズを務める広瀬アリスさん

▲今年のフェスティバルミューズを務める広瀬アリスさん

アジアを代表する映画の祭典「第32回東京国際映画祭」が開幕。初日には六本木ヒルズなど都内数カ所でオープニングイベントが行われました。開催期間は10月28日〜11月5日。

東京国際映画祭は1985年に始まったアジア最大級の映画祭。初お披露目となる特別招待作品も数多く上映されます。初日のレッドカーペットイベントには世界中から豪華な俳優・アーティストが集結。華やかな1日となりました。

トップバッターを飾るのは今年のフェスティバルミューズを務める広瀬アリスさん。清楚なパールホワイトのドレスで登場し「映画祭で皆さまにとって素敵な1本という映画に出会えますようにたくさんの方に映画の素晴らしさを届けていきたいと思います」と意気込みを語りました。

◆22年ぶりの新作「男はつらいよ」など数多くの作品が世界中から集結

登場とともに大きな声援が上がったのは特別招待作品のアニメ映画「HUMAN LOST 人間失格」(11月29日公開)に出演する宮野真守さん。光沢のある紅のセットアップとアップヘアスタイルがいつもと違った雰囲気を醸し出します。作品について「太宰治の小説が原作で日本が打ち出すダークヒーローもの。みなさんの心に響くこと間違いなし」と呼びかけます。

「HUMAN LOST 人間失格」(11月29日公開)に出演する宮野真守さん(写真右から2番目)

▲「HUMAN LOST 人間失格」(11月29日公開)に出演する宮野真守さん(写真右から2番目)

特別招待作品『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』からは役所広司さん、テレンス・チャン(プロデューサー)、ユー・フェイ監督が登場。大人の風格漂う3人ですが、フォトセッションは笑顔で手を振ってとオチャメな1面を見せました。

『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』からは役所広司さん(写真真ん中)

▲『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』からは役所広司さん(写真真ん中)

華やかにレッドカーペットを彩ったのは特別招待作品『NO SMOKING』から水原佑果・水原希子さん姉妹。この映画は音楽家細野晴臣さんの50年に及ぶ自身の音楽人生を追ったドキュメンタリー。上映にあたり細野さんは「僕の思惑にない事態でした。50周年というのは自分ではコントロールできないですね」とコメントしました。彼のファンを公言する水原姉妹は「細野さんのお花」をコンセプトにキュートなミニドレスを身にまとい、彼を真ん中にして腕を組んでカーペットを歩きました。

”音楽家の細野晴臣さん(写真右から3番目)”

▲音楽家の細野晴臣さん(写真右から3番目)

特別招待作品『”隠れビッチ”やってました。』から主演の佐久間由衣さんと三木康一郎監督が登場。佐久間さんは映画初主演。別日に行われた完成披露舞台挨拶で佐久間さんは「オファーをいただきタイトルを聞いたときはお嫁に行けなくなると思いました」と率直な感想を語り、撮影時の苦労を思い出し目を潤ませる場面もありました。レッドカーペットには登場しませんでしたが佐久間さんの相手役には森山未來さんが出演しています。

主演の佐久間由衣さん(写真左)、監督の三木康一郎さん(写真右)

▲主演の佐久間由衣さん(写真左)、監督の三木康一郎さん(写真右)

特別招待作品 新作シネマ歌舞伎『女殺油地獄』に出演した松本幸四郎さんが登場。紋付き袴姿でレッドカーペットを歩き、「高麗屋!」と歌舞伎ならではのかけ声も。それに応えるようにステージで見栄を切ってみせ、色気を振りまき会場を沸かせました。

『女殺油地獄』に出演した松本幸四郎さん

▲『女殺油地獄』に出演した松本幸四郎さん

ステージで見栄を切ってみせた

▲ステージで見栄を切ってみせた

コンペティション部門『喜劇 愛妻物語』からは結婚後初めて公の場に姿を表した水川あさみさん。マーメイドラインのドレスが眩しく輝きます。足立紳監督、濱田岳さん、代情明彦さんとともに登場しました。

『喜劇 愛妻物語』の水川あさみさん(写真右から2番目)と濱田岳さん(写真右から3番目)

▲『喜劇 愛妻物語』の水川あさみさん(写真右から2番目)と濱田岳さん(写真右から3番目)

レッドカーペットのラストを飾ったのは特別招待作品「男はつらいよ お帰り 寅さん」より前田吟さん、浅丘ルリ子さん、倍賞千恵子さん、山田洋次監督、後藤久美子さん、吉岡秀隆さん、夏木マリさんが手をつないで歩いた。シリーズ50作品目となる山田監督は「主演の渥美清さんがここにいないのは残念ですが、渥美さんと一緒に作ったという思いです」とこの映画にかける思いを語りました。

男はつらいよ お帰り 寅さん」の山田洋次監督と出演者の面々

▲男はつらいよ お帰り 寅さん」の山田洋次監督と出演者の面々

審査委員長を務めるのは女優チャン・ツィイーさん。、ビル・ガーバー監督、ジュリー・ガイエ監督、マイケル・ノアー監督、廣木隆一監督ら審査員とともにステージへ。「こんばんは」と日本語で挨拶をし「皆さまにお会いできて本当に嬉しいです。最高の映画祭になることを願っております」と笑顔を見せました。

審査委員長を務めるのは女優チャン・ツィイーさん

▲審査委員長を務めるのは女優チャン・ツィイーさん

レッドカーペットイベントは約4時間に渡り、400名以上の著名人がそれぞれの作品を胸に歩きました。秋の終わりの冷えが厳しい日でしたが、1年に1度の映画の祭典が華々しく開幕。5日間さまざまな作品が上映されました。最終日の11月5日クロージング・セレモニーが東京国際フォーラムで行われ、各賞が発表されました。最高賞にあたる東京グランプリはフラレ・ピーダセン監督によるデンマーク映画『わたしの叔父さん』が受賞。コンペ部門には115カ国と地域から1,804本の作品が応募、14作品が正式出品されました。受賞作品はこちらのサイトから確認できます。

第32回東京国際映画祭

◆日程:2019年10月28日(月)〜11月5日(火)

◆六本木会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

◆住所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内

ライター:misaki

Category|#art